急須には、横手と後手の二つの形があります。一般に使われている形のものが横手といわれるもので、横手の急須は炉にかけられることがあります。後手といわれるものは、注ぎ口と持ち手が一直線上にあるものをいい、茶銚という場合は後手のものをさします。

中国の急須で高価買取が期待できるものは、恵孟臣（けいもうしん）、葛明祥（かつめいしょう）など名作家の作品です。恵孟臣は、明から清の時代に宜興（ぎこう）で活躍した作家で、現在の急須の礎を築きました。恵孟臣の作品は日本や中国だけでなく、世界中にコレクターがいます。

日本の急須で高価買取が見込めるものは、おもに萬古焼と常滑焼です。萬古焼は、三重県四日市市周辺で江戸時代に作られ始めた焼き物で、常滑焼は、愛知県常滑市周辺で作られています。

急須の買取は戎屋にご相談ください。長年の経験による幅広い分野に精通した鑑定査定士が、ご依頼いただいた品を適正に評価し、お客様に信頼・ご満足いただける買取価格をご提示いたします。